記事

髪のエイジングとその影響

肌の曲がり角は25歳!?なんて、よく耳にしますが、髪もどんどん衰えているのです。

エイジング(加齢)によって起こる、白髪だけじゃない髪の変化とは。

image1

キューティクル編

20代の髪と50代の髪の、キューティクルを比較するとキューティクルそのものの厚さや、毛径(毛髪の直径)に対するキューティクルの厚さは、年齢を重ねても変わらないことがわかっている。ただ年を重ねるうちに、キューティクルの枚数が減ったり、段差が大きくなったり、などの変化が生じる。髪を触ったときのゴワゴワ感はこの変化から生まれてるようです。

脂質編

実は白髪と黒髪に含まれる成分の違いは、メラニンがあるかないかというシンプルな差。黒髪も白髪も他の成分については、そう違いはないとされてます。しかし、脂質だけは別!!エイジング(加齢)によって特定の脂質が減少していることがわかる。この、失われていく脂質を補いながら髪を染めると、染まりがいいとされています。

 

白髪にまつわる都市伝説

その1

白髪を抜くと増える?→抜いても増えません!!しかし毛根にダメージを与え続けると、髪が生えてこなくなる原因になります。抜かずに切ったり、ヘアカラーをしましょう。

その2

白髪が黒髪に戻る?→可能性はある!!全てそうとは言えませんが、メラニンをつくる機能が低下していた(休止状態にあった)メラノサイトに何かが働きかけ回復するということがあるからです。ごくまれに、1本の髪の中に黒い部分と白い部分があるのは、そのためです。

その3

ワカメは髪にいい?→白髪予防には、規則正しい食生活や生活習慣が大事です。髪に必要なものは、黒さのもと、メラニンがつくられる工程に関連するとされているカルシウム、銅、亜鉛などのミネラル類をはじめ、乳製品、レバーなどの良質なタンパク質、ビタミン類など。しかし同じものばかり食べるのではなく、何でもバランスよく摂ることがたいせつです。


2011-04-19 | Posted in 記事No Comments » 
Comment





Comment



CAPTCHA