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*進化する美容*
「長さ」より「質」の時代へ
ここ数年、“睡眠の話題”そのものが一大トレンドになっています。
“キレイになること”と、“健康であること”が以前よりもイコールで語られるようになったとき、「野菜ブーム」や「ジョギングブーム」と同様に「睡眠ブーム」がやってきました。
ただひたすら“たっぷり眠れればいい”という発想から、“良い睡眠をきちんととるべき”という方向へ変わってきています。かつては、8時間睡眠こそ黄金の睡眠だと言われてきましたが、今はむしろ6時間か7.5時間が理想の睡眠であるという考え方へと変化してきています。
正しい睡眠の基本は、1.5時間の倍数の時間を眠ること。
睡眠は、深い睡眠『ノンレム睡眠』と浅い睡眠『レム睡眠』を交互に繰り返していて、2つの睡眠がワンセットで1.5時間。
“美肌のため”と考えるなら、眠りに入ってすぐの3時間が何より重要です!!
成長ホルモンは、最初のノンレム睡眠で分泌量が高まり、次第に通常の量に戻っていくといった動きをみせます。それも1晩の睡眠において、最初のノンレム睡眠がいちばん深い眠りだからこそ、入眠から3時間がシンデレラタイムと呼ばれています。
22時から2時までに眠りにつくことが重要!!
つまり、いちばん大切なのは眠ってすぐの睡眠だから、睡眠時間自体は短めでも大丈夫ということ。“長さ”ではなく“質”を問う時代に入ってきました。
お肌にいいことは、髪にもいいことです。
暑い夜が続いていますが、安眠したいものです。
2011-07-04 | Posted in 記事 | No Comments »
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